開催報告 エコアクション21普及セミナー

 

開催日時:2022830日(水)13001700
会場とオンライン(Zoomミーティング)のハイブリッドで開催
対  象:エコアクション21の導入を検討されている事業者様および、すでに認証・
登録されている事業者様
千葉商工会議所、エコアクション21地域事務局千葉県環境財団、およびNPO法人環境カウンセラー千葉県
協議会の共催により、例年どおりエコアクション21普及セミナーを開催しました。
エコアクション21は、環境省が策定したガイドラインに基づき、省エネルギー・二酸化炭素の排出抑制・
廃棄物の削減、水使用量の節減などの目標を設定し、その達成に向けて具体的な取り組みを行ってい
る事業者を第三者認証・登録する制度です。
中小の事業者でも取り組み易い「環境経営システム」として評価され、全国で7900以上の事業者
に採用されています。
今回のセミナーでは、基調講演として再生可能エネルギーなど地域に分散するエネルギーソースを情報
通信技術で統合・制御(需給調整)してより有効活用し、併せて脱炭素経営の実現と企業価値向上を
両立する仕組みについてNEC様より話題提供して頂きます。
次いでエコアクション21をすでに認証・登録されている事業者様の活動事例の紹介、そして「2017年版
ガイドライン」の改訂ポイントの説明、さらに個別相談会を行い、
これから環境経営システムの導入を検討されている事業者様だけでなく、すでに認証・登録されている事業者
様の活動のブラシュアップや運用上での問題点の解決に資することを目指しました。
開催挨拶

続いて、小林憲生 氏 (日本電気(株) 都市インフラソリューション事業部門  第一事業開発統括部より
「脱炭素経営に貢献するアグリゲーションサービスのご紹介」と題し
て基調講演をして頂きました。


1. NECの紹介と環境経営について 2. 再エネの価値と市場動向 3. 注目されるリソースアグリゲーションビジネスの意義 ①再エネの導入を促進し
脱炭素へ貢献 4. リソースアグリゲーションのビジネスモデル ②経済的なメリットの獲得 5. NECのリソースアグリゲーション事業の取組みに
ついて紹介されました。
次に、エコアクション21への取組成果の事例紹介として、(株)エコ・エナジー・ジャパン   営業部 課長  下山享祐 様および

千葉スバル(株) 構造改革推進部 安心ビジネスサポート課 課長 髙橋克徳からエコアクション21活動事例を報告していただきました。
(株)エコ・エナジー・ジャパン様は食品廃棄物の焼却処理による自家発電によりコストダウンを図り、安定稼働していると言う素晴らしい
成果を上げています。

千葉スバル(様)は20店舗を含む26拠点でEA21活動を展開されています。
このシステムを構築されたことに敬意を表します。店舗の改修に際しては、照明や作業環境
の改善、省エネ配慮が行われています。
EA21取組みの成果として、社員の意識改革や地域・社会貢献などです。

次に、環境カウンセラー千葉県協議会 理事、EA21審査員の青木誠から「エコアクション21
の認証・登録の手続きと2017年版ガイドラインの改訂ポイント」について説明しました。
今回のセミナーの全プログラムを終了しました。
(有馬冨穂 環境カウンセラー千葉県協議会 監事)